私は、10月29日日本を発ちインドへ行ってきました。夜、デリー空港につき、すぐホテルに入る。翌早朝、朝靄の中、デリー駅へ向かう。デリー駅周辺はたくさんの人が雑踏の如く行き来している。今日は、鉄道でアジュメール駅まで行くため特急列車に乗り込む。日本のローカル電車のようなもので、スピードも速くない。アジュメールまで約7時間ほど要する。沿線の光景は、スラム街が広がっているようで、線路の側まで人が入り込み、列車は常時警笛を鳴らしている。砂漠地帯を列車は進んでいく。1等座席指定なのでボーイが何回もティーやビスケットなど運んでくる。予定より遅れてアジュメール駅に到着したが、この町も雑踏のごとく人と車であふれている。そして、物乞いの子供たちが我々にまといつく。リクシャー(オート三輪のタクシー)に乗って、専用バス駐車場まで行く。ここから今日の宿泊地、プシュカルまでバスで移動する。
プシュカルでは、11月の最初の満月の日を最終日に、ラクダ市が開かれ数万頭のラクダが集まる。さっそく、ラクダの荷車に乗ってラクダまつりの会場へ行く。ラクダ売買のため大勢の人が集まり、また、物を売る人など混在している。日が沈むまで、私たちは撮影をする。今日の宿泊はテント村である。ベッド・トイレ・シャワー・洗面場が完備されている。一応快適に睡眠が取れるが、この地はヒンズー教の聖地であるためアルコールは禁止されているが、我々としては我慢ができない****。
翌31日も早朝から会場へラクダに乗せられて、1日中撮影をする。会場は大変たくさんの人で、サリーを着た美女らが写真を撮れと催促してお金を要求する。また物乞いをする子供達がいたり、燃料のためのラクダの糞を集める子供たちもいる。